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出来立てホヤホヤ

環境省より、「人とペットの災害対策ガイドライン」が発表されました。
環境省HP

これは平成25年に出された「災害時におけるペットの救護対策ガイドライン」の改訂版になります。
27日にHP上にUPされたばかりです。

実は先週21日、正式な発表の前にいち早く概要をお聞きできる機会に恵まれました。
宮城県獣医師会主催で行われた、緊急災害時動物救護コーディネーター育成事業講習会に参加した折、上記の改定検討会委員である平井先生から改定に至る経緯や改定内容などを直接伺うことができたのです。
直接関わってこられた方ですので、大変わかりやすくとても勉強になりました。
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このように国(政府機関)から出される文書は普段聞きなれない言葉や言い回しが難しく言葉だけが先走ったり、内容を取り違えたりすることも多くあると思います。
今回の一番重要だった点はタイトルの変更。
以前の『ペットの救護対策』から『人とペットの災害対策』と変わっています。
これは”ペットを救う”というイメージが強い言葉を”飼い主である人とそのペット”ということに意識を置いたものだそうです。
ガイドラインは主に自治体が利用し活かしていくものですので、誤解が生じたケースもあったとのこと。
ペットを主体に考えてしまうのではなく、飼い主を主体に考えなければならないということだと思います。

少しでも多くの方にガイドラインの存在を知ってもらい、その意味を正しく理解してもらいたいと思います。
もちろん私も。
読んだだけではその言葉の意味を読み取って正確に理解することは難しいです。
みんなでお勉強していきましょう!


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