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アメリカ研修記

遅ればせながら9月に参加したアメリカ、ポートランドでの研修のご報告です。

この研修は以前勤めていてお世話になっていた、新潟の国際ペットワールド専門学校主催の研修です。
看護系学科の学生さんたちに交じってアメリカにおいてのペット最新事情や獣医療の最先端技術について勉強しました。

どんなところに行ったかというと・・・

オレゴンヒューメインソサイエティ
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ヒューメインソサイエティ(Humane Society)って日本ではなじみのない言葉ですよね。
直訳すると「人道的な社会」ですが動物愛護協会のことです。
動物を介して人道的な活動をするという意味があるそうです。

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当然シェルターもあります。
一日に800人が訪れ、一日に30頭の犬や猫が譲渡されることもあるそうです。
日本ではよく里親と言って大きくなった動物を引き取るということがありますがあまり普及しているとはいえません。
この数だけ見ても日本とは文化や習慣が違うことが良くわかりますね。

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見学だけではなくて講義も受けます。
組織のこと、子供たちに対する愛護教育について、飼育状況をチェックする査察部の仕事などなどヒューメインソサイエティで行われている事業について具体的に教えていただきました。

24時間対応動物救急病院 Dove Lewis
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最先端の救急病院の見学です。

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設備(ハード)が最先端なのはもちろんですがなんといってもシステム(ソフト)が最先端。
アメリカ初のNPOの動物病院で24時間救命救急対応、それでいて設立40年。
非営利ということは運営費の大部分が寄付や支援だということなんですよ。
救急のほかにも血液バンクの運営やアニマルセラピー活動、ペットロスサポートなども行っています。




オレゴン州はアメリカ全土の中でも特に動物愛護に力を入れているんだそうです。だから愛護に関する法律もキビシイとか…
そのためもあって日本とのギャップがより大きく感じました。
私はもともと日本と欧米を比べて論議するつもりはないのですが、仕組みや制度を深く知らないのでついていけませんでした。

良いと思うことは取り入れたり真似したりすればいいし、自分たちに合わないことや困難なことは形を変えて参考にすればいいと思いました。



次回は動物看護師学校とペットショップについて。
早めにUPしますね。

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