もう12年も前のこと。
東日本大震災のあと、被災して飼い主と再開できなかった犬猫たちの支援をさせてもらいました。
仮設の施設で飼育管理しながら新しい家族を見つけるお手伝いです。
その時出会った犬たちの中で、その後も交流させていただいていた子が虹の橋を渡りました。
12年前のりーくん
このところ本格的な介護が始まって、先月訪問して以来、飼い主さんとも連絡を取っていました。
数日前までご飯も食べて良いうんちをし、寝たきりにはならずに大往生。
3.11以前の君はどんなふうに生きていたかわからないけど、次に出会ったママといつも一緒で楽しそうだったよ〜
そんな様子を見せてもらえて私も幸せでした。
他にも数頭、その後の様子を知ってる子はいたけど、りーくんが最後。
12年経って、あのときの保護センターでの日々は完全に思い出になったような気がします。
でも、たとえ未来に震災が起きても飼い主とはぐれる子が出ないように、保護センターが作られなくて済むように、防災減災の取り組みと同行避難の推進を進めていくことが、かかわらせてもらった私の使命のような気がしています。
思えば、今年はじめの目標は"この1年は防災減災のための活動に力を入れる"でした。
今年の締めくくりの時期に改めてその想いを再確認させてもらったりーくん、ありがとうございました。
安らかに虹の橋を渡ってね🌈