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はたらく(?)わんこたち

パピーレッスンに参加中のクアちゃんとラナちゃん❤


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あどけない表情がほんとにカワイイです。
子犬ならではかもしれませんが、子犬の時期はあっという間(+_+)
しかも、子犬育てだって大変。
クアちゃんちは自営業を営んでいらっしゃいますが今はお父さんも出張を減らして育ワン中なんですよ\(^o^)/Bravo


この2頭のわんちゃんですが、犬種は見てお分かりのように、ボーダーコリーとコーギー。
どちらも牧場で活躍していた犬種ですね。

そんな犬種が偶然にも一緒のクラスになりました。
(こういう偶然はよくあるんですよ。)



ボーダーコリーはヒツジの群れを動かすときに人の指示を聞いて作業します。
やり方は独特。
ボーダー&ひつじ.jpg
こんなふうにヒツジの前で体制を低くしてにらみを利かせ、ヒツジの動きを止めます。
あとは人の指示で左右にすばやく動きながらヒツジの群れをまとめていきます。
現在でも牧羊がさかんなニュージーランドやイギリスなどには現役で働くボーダーコリーがいます。
日本では羊牧場自体が少ないので多くはありませんが、観光牧場などでシープドッグショーとして見られることがあります。

コーギーは12世紀ごろからイギリスで活躍した牛追い犬でした。
牛のかかとをかみつく方法で追っていたそうです。
牛に蹴飛ばされないように足は短く改良され、踏まれないように尻尾を短く切っていました。
(最近では切っていない子も多くいますよ)
現在では世界中のどの地域でも牧畜犬として働いているコーギーはいないようですね。
私も牛のかかとにかみついているコーギーの姿を見たことはありません。
人のかかとはありますが・・・(笑)



前置きがすご~く長くなりましたが、ボーダーコリーもコーギーも広大な牧場を走り回って活躍していた、バリバリの働く犬でした。

今やペットとして生きることが普通ですがこの子たちのDNAには働いていたころの記録がしっかり残っています。

だから、血が騒いでしまうこともあるでしょうね。

これはこの2犬種に限ったことではなく、差こそあれどの犬にも当てはまりまることですが。

でも家庭で羊や牛を飼ってあげることはできないし、広大な敷地を用意することも難しいです。
でも、だからしょうがないといってしまってはわんこたちに失礼ですね。


大事なのは

その犬が持っている能力を満たす「お仕事」を与えてあげること

と、

やっていいこととやってはいけないことを教えること



困ったことをするからとサークルに入れっぱなしにしたりするのは逆効果ですよ!




end

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