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わんちゃん同士の遊び方

パピーレッスンでは、子犬同士が遊ぶ時間を設けています。
犬同士の正しい関わりをもつこともとても大事ですし、飼い主さんとしてもわんちゃんのお友達ができることがなにより嬉しいですよね。
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ちょうど同時期に参加してくださっていた写真の2頭のわんちゃん。
ものすごく相性が良かったらしく、よく言う”プロレスごっこ”をして遊びました。
2頭とも白熱しすぎて飼い主さんの声が聞こえなくなるくらい(^^;)
そしてお互いの唾液で体中べとべと(笑)

私としてもなんとも微笑ましくて、同時期のレッスンで出会ってくれて本当にうれしいです。

でもこんなふうに相性の良い子同士が出会えるのって実は多くないんですよ。
相性がよい=遊び方の好みが同じということだと考えています。
今回の2頭はプロレスごっこが好きだったんですね。
じゃぁ、この2頭とは別に激しく取っ組み合いするのが好きじゃない子がいたら・・・?

ご想像どおり、一緒には遊べません。
もしかしたら飼い主さんの陰に隠れてしまうかもしれないし、他の犬は野蛮で怖いんだと思い込んでしまうかもしれません。
特に子犬のころは仲良くなりやすいことも大いにあるんですが、トラウマ的に印象に残ってしまうこともあるんです。

飼い主さんお友達を作ってあげたいと思っても、子犬に無理強いはしないでくださいね。
時間と回数をかければうまくいきますから事故がないようにしながら見守ってください。


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この2頭は初めましての挨拶をしているところ。
後ろ足にまだ不安な気持ちが現れていますよね。
そして輪に入っていない1頭は他の犬と遊ぶこと自体にそんなに関心がない子でした。
怖がることはなかったけど輪に入ることはなかったですね。
このような場合に「ほらほら、行ってきなさいよ!」と背中を押しすぎてはいけませんよ~



そして子犬ではなく成長したわんちゃん(おおむね6か月以降)の場合。
初めて会った他のわんちゃんといきなりフレンドリーになれる確率が下がります。
思春期にはいると自我が出てくることとこれまでの経験を思いだして、どうしようかよく考えるようになるからです。
もちろん相性が合わない子とはお近づきになりたくない、という気持ちも強くなります。
お近づきになることを「お断り」することもあります。
そんな様子を飼い主さんが気付けるようになってほしいです。

どんなわんちゃんもお断りするような、他のわんちゃんが苦手な子はご相談くださいね。
どんな状況か見せていただいて、適切なトレーニングをアドバイスさせていただきます。






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