こんにちは
少し前の山形新聞でこんな記事を発見
米沢市議会で避難所でのペットの受け入れについて質問&答弁があったとこのと。
今年2月にうかがった時点では米沢市は避難所での対応が全く未定ということでしたが、年度が変わってこんなに早く議論が進んだんですね~
内容を読み解くと以下のようになります。
①まずは分散避難を検討する
分散避難とは各自で安全なところを探して避難するということ。
あえて指定避難所には行かない選択肢ですね。
えっ?と思うかもしれませんが、実はこれは大事なことです。
避難所はそもそも収容に限りがありますし、コロナ禍のような事情があるとさらに難しくなります。
人が密になることも問題ですが、動物たちが密になることも極度のストレスを与えることになりかねません。
同じ飼い主でもご高齢の方や移動手段がない方などもいらっしゃいます。
『持ちつ持たれつ』
避難所以外にあてがある場合や健康で動ける方は分散避難も検討してくださいね。
②避難所ではピロティを使う
避難所は今のところピロティがある中学校です。
ピロティは基本、屋根のある屋外の場所ですね。
避難する季節や天候にもよりますが厳しい条件になることを予測しておきましょう。
③ケージに入れることが条件
ピロティではケージを持参して管理しなければならないということです。
避難するときにケージを持ち出せるかどうかはさておき、普段からケージトレーニングをしておく必要がありますね。
今回は米沢市のことを例に解説してみました。
厳しいと感じましたか?
それとも当然のことと思いましたか?
意見がさまざま分かれる難しい問題ですがこのような対策&条件になる自治体は多くなるでしょう。
災害対策は市町村ごとに取りまとめて議論されています。
まだまだ検討中のところが多く、パブリックに公表しているところは少ないですが、お住まいの自治体がどう動いているか確認しておきましょう。
そして各自防災・減災の取り組みを進めてください。
グッズの用意と同じくらい大切なケージトレーニングもお忘れなく
追伸、
私事で凝縮ですが、本日(6/21)の河北新報に掲載していただきました~
そこそこ大きな記事だったので、宮城の知人にあっさり見つかってしまい数名から連絡を頂いてちょっと恥ずかしいです
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