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日曜日に新潟市動物愛護協会主催のわんにゃんセミナーで講演をさせていただきました。
今回のセミナーの主旨は「防災」
今年は新潟地震から50年、中越地震から10年の節目の年です。
県内ではこれを機に今年は防災についての意識が高まっています。
私は過去のシェルター運営スタッフ経験者として、当時の話と今防災を考えるきっかけになるお話をさせていただきました。
震災やそれに伴う被害はその時々で違います。
ということは避難の方法や備えも違ってくるでしょう。
恐らくは何かが起こった時にすぐに最良のことを考えて行動するしかないのです。
とは言っても、準備や備えはもちろん知識や訓練が無ければ臨機応変な対応はできません。
自分のところで起こる”何か”が他の地域のものと違っていても応用したり参考にしたりすることは大切だと思います。
だからこそ発信し続けなければ、と考えるのです。
私が経験したことはそんなに大きなことではないし、偉業と言えるものでもありません。
でも忘れないこと、思い出すことのきっかけになるだけでもいいのではないか・・・
近頃そう思っています。
今回のセミナーでは関係者の方々にはとてもお世話になりましたし、多くの方に受講していただいて本当にうれしかったです。
そしてとても素晴らしい経験になりました。
新潟市の防災計画も知ることができて勉強にもなりました。
新潟はいつも世の先を走っていてさすが!と思います。
もっともっと学べることがたくさんあることも気が付かされました。
山形は天災被害が少ない地域と言われています。
そのせいか、防災に対しての意識も取り組みもそれほど進んでいる印象がありません。
でもペットの飼い主はもし何かあった時には自分だけではなくもっと弱い立場の動物と一緒に避難しなければならないことを念頭にしなければなりません。
日頃からペットとともに行う自助について考えたいものです。
環境省 HP
同行避難パンフレット